2024年公示地価【岡山】2年連続上昇!
皆様こんにちは、代表の三原です。
3月26日に国土交通省から公示地価(2024年1月1日時点の1㎡あたりの価格)が発表されました。
国土交通省が毎年3月下旬にその年1月1日時点における全国の標準地の土地価格を公示(こうじ:公的機関が一般の人に公表すること)するもので、一般の土地取引や相続税・固定資産税評価の目安、公共用地の取得、金融機関の担保評価、企業が保有する土地の時価評価の指標としても活用されます。
2024年は住宅地や商業地など全用途の全国平均は前年より2.3%上昇で3年連続の上昇、2008年のリーマン・ショック以降、最大の上げ幅となりました。全国約2万6千の調査地点の65%で地価が上昇、全地点の6割でコロナ禍前の20年を上回り、国土交通省は「全体としてコロナ禍前の水準に戻った」としています。
岡山は商業地中心に回復が見られ2年連続の上昇
岡山県内で地価が最も高いのは、商業地で1㎡あたり178万円を付けたJR岡山駅東口前の岡山市北区本町で36年連続でトップとなりました。住宅地は岡山県総合グラウンドが近く、人気の京山学区である岡山市北区伊島町で、1㎡あたり19万円と4年連続のトップでした。
住宅地で上昇したのは4市1町で、早島町がプラス3.1%、岡山市がプラス1.7%、総社市がプラス1.5%、倉敷市がプラス1.1%、浅口市がプラス0.2%となっています。一方、下落幅が大きいのは美作市がマイナス2.1%、備前市がマイナス1.7%、真庭市がマイナス1.5%となっています。
調査をした不動産鑑定士は、活発な再開発を背景とする岡山市中心部、高速道路のインターチェンジがあり物流需要が見込める早島町や総社市の上昇が目立つ一方、人口が減少する地域は今後も下落傾向が続くと分析しています。
各地点の具体的な公示地価は国土交通省のウェブサイト「土地総合情報システム」で閲覧できます。よろしければチェックしてみてください。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/