住宅ローンを組む際に必ずといってよいほど登場する「団信(団体信用生命保険)」
「聞いたことはあるけど、内容まではよく知らない」という方も多いのではないでしょうか?今回は、団信の仕組みや種類、メリット・注意点について、不動産会社の視点からわかりやすく解説いたします。
【営業時間】10:00~19:00 【定休日】毎週水曜日
住宅ローンを組む際に必ずといってよいほど登場する「団信(団体信用生命保険)」
「聞いたことはあるけど、内容まではよく知らない」という方も多いのではないでしょうか?今回は、団信の仕組みや種類、メリット・注意点について、不動産会社の視点からわかりやすく解説いたします。
【目次】
1.団信(団体信用生命保険)とは?
2.団信に加入するメリット
3.団信の主な種類
4.注意すべきポイント
5.よくある質問Q&A
6.まとめ
団信とは、「団体信用生命保険」の略で、住宅ローンの契約者が亡くなったり、重度の障害を負って返済できなくなった場合に、残りの住宅ローンを保険で完済してくれる制度です。
一般的に、民間の住宅ローンでは団信への加入が原則必須とされています(フラット35は任意)。
✅ 万が一に備えられる安心感
→ 債務者に万が一のことがあっても、家族に住宅ローンを残さずにすみます。
✅ 遺された家族がそのまま住み続けられる
→ 保険によりローンが完済されるため、住居を手放さずにすみます。
✅ 生命保険の代わりとしても活用できる
→ 家族の保障として団信が機能するため、別途生命保険の見直しにつながることも。
以下のようなタイプがあり、内容によって保険料が異なります
⭐一般団信:死亡・高度障害でローン完済(最も基本的なタイプ)
⭐がん団信:がんと診断されると完済(一部条件付き・診断時点で免除されるものも)
⭐三大疾病付団信 :がん・心筋梗塞・脳卒中に対応(一定の状態が継続することが条件)
⭐八大疾病付団信 :上記に加え、糖尿病・肝硬変なども含む(手厚い分、金利上乗せがある場合あり)
■持病があると加入できないこともある
→ 加入には健康状態の告知が必要。持病や既往歴によっては審査に通らない場合も。
■金利に上乗せされることがある
→ 一部の団信(がん団信・三大疾病など)は、住宅ローンの金利に上乗せされることがあります。
■夫婦共有名義の場合は要注意
→ どちらか一方しか団信に加入していないと、もう一方が亡くなった際は返済義務が残ります。
Q1:団信の保険料は月々いくらですか?
→ 基本の団信は、住宅ローン金利に含まれていることが多く、別途支払いは不要です(ただし上乗せプランは別途金利負担あり)。
Q2:途中で団信の種類は変更できますか?
→ 原則として、住宅ローン契約後の変更はできません。借り換え時に見直すことが可能です。
Q3:団信に入らないと住宅ローンは組めませんか?
→ 多くの金融機関では団信加入が必須条件となっていますが、フラット35など一部商品は任意です。
団信は、住宅ローンを安心して借りるために欠かせない重要な制度です。
「何となく加入する」のではなく、自分や家族のライフスタイルに合わせて、保障内容や保険料のバランスをしっかり検討することが大切です。
マスカット不動産では、住宅ローンのご相談も承っております。
気になる方はお気軽にお問い合わせください!
株式会社マスカット不動産
代表取締役 三原 和貴