2024年も残り4日となりました。
新たに始まる「子育てグリーン住宅支援事業」(省エネ住宅取得のための補助金制度)も相まって、2025年に新築建売住宅購入を検討されている方へ参考までに新築建売住宅購入の流れをご紹介いたします。
「子育てグリーン住宅支援事業」について知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。
新築建売住宅を購入する方には「何から始めればいいのかわからない」と、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。効率良く準備をして、手続きや契約業務をスムーズに進めていきたいものです。
新築建売住宅とは、新しく建てられて、まだ誰も住まわれていない土地と建物がセットで販売されている一戸建てのことです。
注文住宅とは違い、建築に際して希望を取り入れてもらうことはできませんが、その分、建築費用が安くなるため注文住宅よりも手頃な価格で購入できるのが魅力です。
新築建売住宅の探し方として、主にネットで SUUMOなどの不動産ポータルサイトを使って電話やメールで問い合わせをする方法と、実際に新築建売住宅の仲介取引に長けた不動産会社を訪れて相談される方法の2つがあります。物件購入を検討する際は、立地や予算など希望条件をできるだけ決めておき、物件内覧時に疑問や不安な点を解消できるように準備しておくことも物件選定のコツです。
物件の内覧をして、お気に入り(購入したい)物件なら、購入申込みです。写真のような不動産購入申込書(買付書)を記入して申込みます。同時に本人確認書類として、運転免許証のコピーを不動産会社の営業担当者から求められます。
そして、過去に銀行の住宅ローンの事前審査をしたことがあるかも聞かれます。住宅ローンの事前審査がこれからであれば、不動産会社の営業担当者から住宅ローンの事前審査申込手続きの必要書類(運転免許証・健康保険証・源泉徴収票等の収入証明書類)と事前審査手続きの日時調整の説明があります。
住宅ローン事前審査手続きは購入申込み後、1~3日以内で行うのが一般的です。
必要書類を用意して、なるべく早く銀行に提出・事前審査申込みが出来るようにしましょう。申込書類に不備等が無ければ申込日から銀行営業日の2~3日以内で事前審査の結果がでます。
例外はありますが、基本的には事前審査承認後に売主様(ハウスビルダー)と売買契約です。
売買契約の締結は、購入申込みから1週間~10日以内です。手付金は50万円~200万円が目安です。手付金は売買代金に充当されます。
事前審査承認になっていれば、通常は本審査も承認になります。
ただし、事前審査承認後に安心して、車のローン等の大きな借入(返済比率がオーバーして本審査で借入額の減額や否決される可能性があります)や転職は絶対にダメです。属性が事前申告と違ってくれば、銀行の本審査がネガティブに働くのは当然です。
本審査の結果は約1~2週間ぐらいです。
引渡し前に、各種登記の準備をします。売主様(ハウスビルダー)指定の土地家屋調査士・司法書士に登記手続きを依頼します。新築建売住宅購入にともなう必要な登記手続きは、
・建物表題登記
・所有権移転登記
・所有権保存登記
・抵当権設定登記(住宅ローン利用の場合)
登記は新住所(購入物件の所在地)で手続きをするため、引越し前になりますが、購入物件管轄の役所で住所変更手続きと新住所記載の住民票と印鑑登録証明書の取得をお願いします。
引渡しまでの2週間以前に、売主様担当者立会いのもとに建物のチェック、オプション工事内容や付帯設備の説明を受けます。
汚れやキズなどの不具合があれば、引渡し日までに売主様が手直しをいたします。
銀行とのお金を借りる契約で、いわゆる住宅ローン契約です。
住宅ローン実行日(決済)の約1週間~10日前に行なうのが一般的です。
この契約で、借入金額・返済期間・金利タイプ(変動or固定)などが最終的な決定です。
事前に家族とも、相談されて決めておいてください。
売主様(ハウスビルダー)から買主様へ物件の引渡しが行われます。住宅ローンを利用して購入の場合は、融資を受ける銀行の店舗で実施されるのが一般的です。
売主様と買主様、司法書士、不動産仲介会社の担当者が集まり、必要な手続きを行ないます。
住宅ローン実行後、その資金で同日に残金を売主様へ振込。売主様の着金確認がとれましたら物件の鍵を買主様へ渡し、物件の引渡しが完了となります。
気にいった家を買うと決めてからお引渡しまで、思っている以上にやることが多いです。大まかではありますが、新築建売住宅購入の流れを書いてみました。
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