売却査定を依頼される前に「レインズ・マーケット・インフォメーション」の活用を推奨

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2025年04月12日

売却査定を依頼される前に「レインズ・マーケット・インフォメーション」の活用を推奨

1.「レインズ」とはどのようなものか

まず、レインズとは何か、誰が使うことができて、どのようなことがわかるのかについて説明します。

1-1.レインズとは「不動産情報ネットワークシステム」のこと

「レインズ(REINS)」とは「Real Estate Information Network System」の略で、直訳すると「不動産情報ネットワークシステム」、すなわち、国土交通省から指定を受けた不動産流通機構が運営している、コンピューターネットワークシステムのことです。

レインズには、現在、売却や賃貸に出されている家やマンション、土地などの不動産の情報が掲載されています。

さらに、過去に取引された不動産の成約価格などの情報も調べることができるため、不動産取引の際の重要な情報源となっています。

1-2.レインズは宅建業免許を取得した業者しか閲覧できません

レインズは不動産会社のみが利用できるサイトです。そのため、一般消費者は利用できません。

かつて不動産情報は、不動産会社間でもほとんど共有されておらず、消費者は不動産会社に行ってみないと、希望する物件があるのかどうかわかりませんでした。したがって、物件ごとにいくつもの不動産会社を回らなければならかなったのです。

そこで、各不動産会社が持っている情報をひとつに集めて検索できるように、不動産会社間をつなぐためのサイトとしてレインズが作られました。

レインズが作られたことにより、消費者がわざわざ違う不動産会社に足を運ばなくても、ほかの不動産会社が持っている物件を紹介することができるようになったのです。

1-3.一般の人が使えないのは個人情報を守るため

レインズが一般に公開されていないのは、個人情報を取り扱っているという理由からです。

問題が生じたとき、責任の所在を明確にするためにも、免許を受けた不動産会社(宅地建物取引業者)でなければ利用できません。

不動産会社間で、レインズなどを通して多くの情報の交換が行われますが、あくまでもお互いに「守秘義務」を前提としています

2.一般の個人が閲覧できる「レインズ・マーケット・インフォメーション」

レインズ・マーケット・インフォメーション(REINS Market Information)」とは、一般の人向けに不動産流通機構が公開している、不動産取引情報の検索サイトです。

レインズのようにくわしい住所などの情報は掲載されていませんが、一般の人でも過去の物件成約価格を検索できます。

そのため、不動産会社に査定を依頼する前に、ある程度自分で相場価格を調べておきたいときに便利です。


URL ↓

3.まとめ

一般の方でも不動産取引情報が閲覧できるレインズ・マーケット・インフォメーション。
 
購入を検討されている方も、売却を検討されている方も取引(成約)事例を閲覧することにより相場価格を知ることができ、その物件がエリア内でもお買い得物件なのか、比較的高い物件なのかを判断できて、適正な不動産取引を行いやすくなります。

一般の方が相場価格を把握することで安心して不動産取引ができるようにと作られたレインズ・マーケット・インフォメーションをぜひ活用してみてください。

また、不動産の売却相談・査定はぜひ、マスカット不動産へお気軽にお問い合わせください。
URL ↓

株式会社 マスカット不動産
代表取締役 三原 和貴
 

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