住宅ローン金利上昇リスクの対策 変動金利から固定金利への借り換え

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2025年06月05日

住宅ローン金利上昇リスクの対策 変動金利から固定金利への借り換え

一昨日に、いつもお世話になっている中国銀行岡山西支店3階『ちゅうぎん岡山住宅ローンセンター』へ令和7年6月度の金利表を頂きにあがりました。

センター長様とお話しさせていただき、最近は変動金利で借入されている方が固定金利への借り換えの相談や手続きが増加傾向にあるとのことです。

日本銀行の政策金利引き上げが変動金利を上昇させる要因となり、変動金利が上昇すれば毎月の返済額が上昇するリスクがあり、将来の返済負担の不確実性を回避したいという意識の高まりによるものでしょうとのことです。

 

変動金利から固定金利への借り換えメリット・デメリット

【メリット】
 

 ✅金利変動による毎月の返済額の変動を抑制できる。
 
 ✅金利上昇面でも、返済額が固定されるため安心感がある。 
↑これが大きいですね。借り換えに拘わらず、新規借入時でも「返済額が増えたらどうなってしまうのか😰」というストレスがないです。 

✅家計の見通しが立てやすい。返済額が変わらないため、家計の管理や貯蓄、教育費・老後資金等の将来的な支出の計画もやりやすくなります。

【デメリット】
 

 ✅借り換え手続きには手数料がかかる。(金融機関によってはインターネットバンキングやアプリ加入による手数料無料のケースも)

 ✅借り換えには審査が必要で、金融機関の審査に通らなければ借り換えはできません。

 
✅固定金利は変動金利よりも金利が高く設定されている場合がある。 一般的に変動金利より固定金利の方が金利は高めです。借り換えによって月々の返済額が増える場合もあります。

 ✅タイミングを間違えると損をする可能性。金利が思ったほど上がらなければ、変動金利のままのほうが総支払額が少なかったという結果になることも。
 

まとめ 借り換えをするべきかの検討材料

✅変動金利で借入中で、今後10年以上ローンが残っている。また、現在の借入残高が1,000万円以上あり、金利差が0.5%以上ある場合は金利上昇のリスクを考慮して、将来の返済額を安定させたい。
 
金利上昇による返済額アップに不安がある。金利が上昇すると、変動金利の返済額が増加する可能性があります。将来的な金利上昇リスクを避けたいと考えている人は、固定金利への借り換えを検討するべきです。

✅借り換えにかかる諸費用を一括で支払える、または上乗せできる。
 
現在の住宅ローンの支払いを借り換える際は、現在の金利水準や将来の金利動向、ライフプランなどを総合的に考慮する必要があります。支払い金融機関の担当者や住宅ローンの専門家と相談し、自分に最適な選択肢を見つけることが重要です。


株式会社マスカット不動産   

代表取締役 三原 和貴

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